緊急事態宣言も解除され、学校もボチボチ始まってきましたね。
ここは東京ですが、中学は今週から週4になりましたが、クラスの半分ずつの登校で、午前と午後に分けているの為、今週は午前中だけです。
長男は都立の高校3年生ですが、今週から週2の一日授業となりました。
今回はうちの長男のお話になります。
緊急事態宣言中の長男
うちの長男は緊急事態宣言中に高校3年生になりました。そうです、受験生です。本人は行きたい大学があり、昨年の夏から塾に入り大学受験に向けて勉強も取り組み始めました。
小さい頃から何も言われなくても勉強をする子で、勉強に関しては口を出すこともありませんでした。
学校が休校に入り、長男は最初は喜んでおりましたが、長引くにつれてだんだんとサイクルがおかしくなり始めました。
ただ、私も昼間働いているためずっと見ていることができず、長男は外に出ることがなくなり、気づけば約1ヶ月近く外出していなかったのです。
そのため、夜が眠れず、昼夜逆転の日々が続きましたが、それも仕方がないと考えておりました。
長男はサインを出していた
学校からはしょっちゅう宿題や模試などがレターパックで送られてきました。
その模試は終了後ポストに投函して提出だったようです。模試は2回ほど送られてきました。しかし、長男は提出していなかったのです。時間を計ってしっかり取り組んでいたので何も心配していなかったのですが、私が以前使用していた携帯に何度も学校の先生から連絡が入っていたのです。
気づいたのが一週間くらいたってからでしたが、長男だけ未提出だったのです。最初は長男のことを待ってくださってたようですが、連絡がつかなかったため、長男の分抜きでの模試提出になってしまったようです。
その事実を長男に伝えると「え?」ととても驚いていましたが、私は追い討ちをかけるように叱ってしまいました。
以前に「お母さん、集中できない。」と長男が私に言ってきたことがあったのですが、それをなんとも思わず、スルーしてしまっておりました。しかも、思考能力も低下してしまっていたのです。
叱ったあと、「だってやらなくちゃいけないことがわからないんだもん」と言いながら、その後目を合わすことなく、夕飯も少ししか食べず、昼間ずっと寝ていたのにもかかわらず、また布団に入ってしまったのです。
提出できなかったことに相当ショックを受けた上に、私にも叱られ、「そんなに言われるならもう学校やめる」とまで言わせてしまいました。母親失格です。長男の「集中できない」と言った時、ちゃんと私にサインを出していたのに見逃してしまいました。わざと提出しなかったのではなかったのです。
もう過ぎてしまったことは仕方ないので、これからは叱るのをやめ、長男に寄り添うようにしようと決め、先生に長男の状況を報告しておきました。
翌日、長男は2回目の模試の提出期限がその日の消印有効ということに気づき、「今日ポストに投函で間に合う?」と聞いてきました。「郵便局に持っていけば大丈夫だよ。」と説明したら安心したようで、その日が登校日だったのですが、しっかり学校に行ってくれ一安心しました。
学校でも、長男の状況を先生に報告しておいたため、先生も理解してくれ、長男は叱られなかったようで、安心した表情で帰宅しました。
学校が始まる
先週から学校が始まりましたが、午後の登校でしたので、ちゃんと学校にも行けましたが、今週から週2は変わらないものの、一日授業となりました。それでも通勤ラッシュを避け、10時登校です。
しかし、長男は学校に行きませんでした。
夕方私が仕事から帰ると、用意しておいたご飯を今食べたとのことで、驚きました。聞くと、明け方3時まで寝られず、朝は起きられなかったとのこと。しかも14時間も寝続けたのです。
集中できない
思考能力の低下
食欲がない
夜寝られない
寝すぎることがある
運動で改善
長男も少しずつ前の生活を取り戻そうと散歩に出かけたり、家で筋トレしたりしていますが、完全に元に戻すのはまだもう少し時間がかかりそうです。
18日も学校で、17日は友達と勉強して疲れたのか夜8時頃から布団に入りました。妹に長男を起こさないように協力してもらい、朝まで寝てくれれば、18日ちゃんと学校に行ってくれるはずです。
と軽く考えておりましたが、そうはいきませんでした。12時間寝て、朝食を取った後、布団へ逆戻りです( ̄∇ ̄)
調べたところによると、昼夜逆転してしまっている場合は無理をさせ過ぎず、1時間ずつ早く起き、ちゃんと着替え、毎日昼間に外へ出る習慣をつけさせるのが一番効果的です。うちの長男もこれが必要です。私も仕事を減らし、長男と気長に向き合っていく必要がありますね。
まとめ
後になってから気づいたことでしたが、これは長男に限ってのことではなさそうです。
外に出ないと体内時計が狂ってしまうため、ソーシャルディスタンスは保ちつつも、ウォーキングなど外に出て、日光を浴びることをお勧めします。
急に早起きは無理な為、1時間ずつ早く起きることを心がけ、ちゃんと着替え、外に出る習慣をつけることから始めるのがいいですね。
そして、ゆっくり湯船に漬かり、体をリラックスさせてあげることも鬱に有効です。
下の娘も、長男の後を追うように昼夜逆転しましたが、5月に入ってから毎日ウォーキングに出かけ、その後バレーボールのパス練習をしていたので、昼夜逆転生活をすぐ元に戻すことができました。
日光を浴びること、適度な運動をすることは楽しく健康に生きる上では必要不可欠です。
今後もこのような緊急事態になることがまたあるかもしれません。そんな時はお子さんの出すサインを見逃さないようにしてあげてください。
これからも親子の鬱完全克服と受験生活は続きます。
ここまで読んでくださりありがとうございました。