長男は先日、双極性障害(躁うつ病)と診断されました。
一般的にうつのような症状がみられた場合、お医者さんの質問に受け答えして抗うつ剤が処方されてしまいます。
私はそれだけはどうしても避けたかったので、薬に頼らない診断をしてくださる新宿ストレスクリニックさんを受診しました。
そして、光トポグラフィー検査を受けました。
この光トポグラフィー検査によって双極性障害ということが判明しましたのです。
光トポグラフィー検査とは?
光トポグラフィー検査は安全な近赤外光で頭の血流を測定して、健常、うつ病、双極性障害(躁うつ病)、統合失調症をそれぞれ判別する検査です。
検査前の問診と検査結果から総合的に診断します。新宿ストレスクリニックサイトより引用
長男は問診によってうつの症状もみられるが、脳の血流を測定して、総合的に今がどんな状態か調べてもらいました。
その結果、うつの状態の時とそうでない時(躁状態)を繰り返している双極性障害(躁うつ病)ということがわかりました。
ですから、ずーっとうつの状態ではなく、普通の状態の時は机にむかって勉強したりしていたので、周りからしたら、なかなか気づきにくい病気なのです。
では、うつ状態がずっと続くわけではないから軽い病気なのか?と言ったらそうではありません。
うつの時とそうでない時の落差が激しく疲れてしまうケースも多く、もしくはこのまま放って置いたらうつ状態の期間がだんだんと長くなり、やがて完全なうつ病になってしまいます。
早めの治療が必要です。
医者によると、うつ病患者と躁うつ病患者に処方する薬はまったく別物なんだそうです。
長男のような躁うつ病患者にうつ病の薬を処方しても効果は得られないのですが、間違って処方されるケースも少なくないのです。
というのは患者はうつの時に受診するため、医者に伝わりにくいのが現状です。
朝、長男が起きられない、集中できない、思考力低下、イライラするなどはうつ状態の時、
夜起きて机に向かっていたり、普通に話をしている時は躁状態の時だったのですね。
今後、この病気と向き合ってじっくり治療していきます。
ここでの治療は薬に頼らないTMS治療(磁気刺激治療)を施してくださいます。
薬は百害あって一理なしと思っているので、薬でないTMS治療にかけてみたいと考えました。
TMS治療とは?
磁気刺激治療(TMS)は、脳に磁気をあてることで、脳の働きを回復させる新しい治療方法です。
磁気刺激治療は、すでにアメリカやカナダでは、確立されており、6割以上の方に効果が実証されているのです。
それをいち早く日本の治療に取り入れてくれたのが、この新宿ストレスクリニックさんなのです。
もちろん怖くないと言ったら嘘になります。でもこのままの状態を放っておくわけにもいきません。
数多くの口コミを拝見させてもらい、症状がよくなったという報告が多数ありましたのでこの磁気治療にかけてみたいと思いました。
口コミをいくつか紹介します。
うつ病が再発したのでは?と思い、薬を使わず治療が受けられる、こちらのクリニックを受診しました。
前回のうつ病治療では薬を使ったのですが、効果が曖昧で非常に辛く苦しい思いをした事を先生にお話しし、検査を受けて治療を開始しました。
初回から8回目くらいまでは一番弱い刺激で治療を受けました。
刺激に慣れて少しずつ強くしてもらうと、治療中にだけ仕事について考えられるようになりました。
臨床心理士の先生とのカウンセリングも定期的にあり、通院の度に元気になっていきました。主治医の先生の面談も非常に丁寧で、ここで治療できて良かったです。
TMS治療を受けた方の口コミ引用
うつがひどくて、本当に辛くて生きるのが嫌でした。
ネットで磁気治療を知りましたが、あまり情報がなくて悩みました。
保険がきかないというのが、大きな壁でした。
私のうつを気の毒に思った家族が、治る可能性があるなら試してみようということで、通院する事にしました。
予約制ですし、予約の変更もできますし、スタッフの皆さんが優しいので、とても通いやすい環境です。
自分に効くのだろうか前半は不安でした。でも後半になると、びっくりするくらい良くなり、本当助かりました。
まだ通っていますが、初診の時の体調が嘘のようです。
感謝しています。TMS治療をうけた方の口コミを引用
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実際に治療を開始してみて
初診その日に光トポグラフィー検査を受け、双極性障害ということがわかり、早めに治療してもらいたかったので、その日にTMS治療を受けてみました。
もちろん初日は変化はわからず、やっている時はちょっと頭がチクチクした位だそうです。
そして、翌日2回目を受けましたが、その日も変化はわかりません。
その後、3回目の予約を17時にしておりましたが、私が仕事を終えて帰宅してみたら用意していたご飯も食べずに寝ておりました。
聞くと、明け方寝たため、ずっと寝ていて起きられなかったそうです。もちろん治療はキャンセル。
その次の予約も夕方入れていたのですが、寝ていていけなく、キャンセルしました。
治療も辞めたいというので私もどうしたものかと思いましたが、翌日はあまり寝てもいないのに朝起きてきたのです。
たまたま私も在宅していたため、今起きていられるなら、朝、治療にいくように促すとお昼に予約を入れて行ってくれました。
それからですかね。夜は8時くらいに寝て、朝4時くらいまで寝ることができるようになりました。
今、夜は8時就寝、朝4時起床が3日続いています。これを維持してもらいたいですね。
昨日は昼間イライラしていたようですが、昼間外に散歩に誘うと一緒にきてくれ、外に出たらイライラも治ったそうです。
少しずつ回復に向かっているように感じます。
しかし、病気はうつ状態とそうでない状態が交互に来るので油断せず、毎日見守りたいと思います。
とにかく、昼間は外に出て日光を浴び、規則正しい生活をさせ、脳も正常の状態に持っていきたいところです。
今、長男は高校3年生。大学受験はするかどうかまだ決めておりませんが、学校だけは卒業させてあげたいです。
まとめ
薬に頼らない治療は保険適用外ですが、薬漬けだけは避けたいという患者さんが全国から訪れているようですね。
今後長男がどうするかは本人が決めることですが、まずは病気を治して、普通の生活ができるようにしてあげたいです。もう少しこのまま見守りたいと思います。
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