コロナで鬱になってからのその後

病気
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緊急事態宣言があけて、学校が始まるようになり、まさか長男が学校に行けないという事態の深刻さに、少し戸惑いを覚えた母でありました。

この家での自粛期間中、外にも出ず、受験生の長男は家で勉強をしていたのですが、外に出て太陽を浴びないため、夜眠ることが次第にできなくなり、昼夜逆転生活を送っておりました。

まだ、学校が始まった時は午後授業の週2でしたので、問題なく通っていたのですが、翌週朝からの授業になった途端、週3の授業でしたが一回も行けなかったのです。

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軽いコロナ鬱?症状は?
緊急事態宣言を受けて、学校も休校となり、長男の昼夜逆転生活が始まり、次第に鬱の症状がみられるようになりました。それにすぐに気づいてあげられず、長男は苦しかったと思います。そこへ追い討ちをかけるようして叱ってしまった母親の体験記です。
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少しずつ回復

鬱になっていちばん辛いのはもちろん本人です。周りがガヤガヤ言ってもどうにもならないですし、鬱の人に無理をさせるのが一番ダメだということを知り、少しずつ早起きさせていこうと決め、見守る事にしていました。

その週末の日曜日、模試が朝からあるということを長男から告げられておりましたが、受けられなくても仕方ないと思っておりました。ですが、朝4時に目が覚め、お腹がすいたというので朝食にしてあげましたが、それから寝ずに模試に出かけて行きました。

長男は3時間しか睡眠をとっていませんでしたが、なんとか一日がかりの模試をやり遂げ帰宅しました。

長男が帰宅するまではハラハラしておりましたが、模試の最後時間があったから少し仮眠したそうで少しほっとしました。

その後の一週間も、週3授業ではありましたが朝からしっかり学校に通うことができました。

なぜ回復してきたか?

もちろん本人の努力があってこそですが、母も無理やり学校へ行かそうとせず、できる限りのサポートをしようと決め、鬱にいい食事も教えてもらったので、積極的に取り入れてました。

鬱に効く食事

①トリプトファンの豊富に含まれる食材:肉、魚、バナナ、卵、ナッツ、大豆製品(とうふ、納豆、みそ)、乳製品(チーズ、ヨーグルト)

②チロシンを多く含む食材:しらす干し、鰹節、乳製品、大豆製品、卵、アボカド、バナナ、アーモンドなど

③亜鉛を多く含む食材:レバー、牛肉、うなぎ、大豆製品(納豆)、牡蠣、ゴマ、チーズ、アーモンドなど

朝は卵、焼きシャケ、豆腐と油揚げの味噌汁、白米、バナナなど食べさせ、夜は肉、納豆、レバーなど、鬱に効く食材を積極的に食べさせました。
幸い、食欲はさほど落ちてはいなかったのでとてもありがたかったですね。食欲までも低下していたら回復は遅かったかもしれません。
 

外に出るという大切さ

食事も手伝ってはくれましたが、やはり、太陽の下、自分の足で歩いて目的地に向かったり、電車に乗って外出したり、学校に行って友達と話したりすることって、人間の生命活動において大切なことなんだと改めて実感しました。

模試をやり遂げた達成感と、外に歩いて出かけ、疲れから前よりもまとめて夜に寝ることができるようになりました。

また、太陽がのぞいた時は、気晴らしに自転車を漕いで近所に散歩に出かけたのも脳や身体をリセットするのに有効だったと思います。

まとめ

鬱は突如として誰にでも訪れる可能性があります。それを、周りがいち早くキャッチし、改善に向けて協力体制ができたら嬉しいですよね。

不要な外出は避けましょう。と言われ、素直に家にいるのでははく、人との接触を避けられるのであれば、日中太陽を浴びに散歩に出かけたりすることは、健康的に生きる上で必要なことだと改めて考えさせられました。

今は午後昼寝したり、夕飯後2時間寝たりしながら身体を調節しています。まだ、夜にまとめて寝ることができませんが、少しずつ回復に向かっているのであとは完全回復に向けて乗り越えてもらいたいですね。

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